乳歯の特徴は形と構造です。乳歯は永久歯と比べ、歯の中の神経を守る役目のあるエナメル質と象牙質がとても薄くなっています。そのため少しの虫歯でも神経を抜く処置が必要な場合が多いです。又、乳歯のエナメル質は構造的に弱く、抵抗力が小さいので、一度虫歯になると、大人の歯(永久歯)よりも早い速度で虫歯が進行してしまいます。
永久歯は5歳前後から生え始めますが、第2臼歯がほぼ生えそろう12歳時点ですでに、1人平均う歯数2.9歯となっています。 このように永久歯が生えてから比較的短い期間で急速に虫歯が増加していることから、第2大臼歯がほぼ生えそろう12歳までに永久歯の虫歯を予防することがとても重要です。
学齢期の虫歯予防は、基本的には幼児期と同様ですが、砂糖分の制限と食生活の見直しを行い、正しい歯みがき方法を身に着け歯質の強化対策としてのフッ化物配合の歯磨き剤を使用し、定期的に歯科医院で口腔内の清掃を行うことが最も重要です。
歯磨きや食生活の改善指導・プロフェッショナルメンテナンスで患者様の健康な歯と歯茎をお守りします。
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